購入後のメンテナンスで長持ちさせる

納車が完了し、一部かあるいは全額代金を払い、購入手続きがすんだら、買った車は自分のものになりました。毎日の通勤通学やスーパーへの買い物、家族との旅行など、おおいに活用するとよいでしょう。
中古車を購入してマイカーにしたあとは、少しだけ新車よりも注意を払っておくべきことがあります。メンテナンスです。一日二日走ったからといって調子が悪くなったりはしませんが、走行距離が長かった中古車や、年式が古い中古車は売りに出す前に販売店がきれいにしていたとしても故障する可能性は新車よりはあると考えるべきですし、消耗品の交換時期も短く見積もっておく方がトラブルを避けることができます。とくにエンジンオイルの交換と、冷却水の交換には注意します。中古車の場合には冷却水は全取り換えが好ましいです。基本的に一年に一度の交換を心掛けるとよいでしょう。ミッション車は少なくなってきましたが、ミッションオイルの交換もしておく方が望ましいです。バッテリーも消耗が激しい部品の一つですので、できれば中古車購入後に撮り合える方がよいです。
それ以外にもブレーキまわりや、パワーステアリング関係、ワイパーゴミなど気をつけておくべき個所は複数あります。普段の走行中からつねに車に異常がないか気を配り、異音がしたりする場合にはすぐに点検すると事故防止につながります。日本の中古車は質がよいですが、どのような経緯で中古車業界に流れてきたかを、購入者がすべて把握できるわけではありませんから、安全に、長く使用するために、購入後のメンテナンスは疎かにするべきではありません。もしも購入した車に保証書が付いていれば、購入後に不具合が発生した場合、販売店が無償で修理をしてくれます。保証の内容はそれぞれ異なりますから、保証書があるなら詳しく目を通しておき、どのような不具合が保証対象になっているのかを把握しておきましょう。
トラブルではなく、購入後に新たに自分で装備を付け加えたい人もいるでしょう。社外アフターパーツについては専門誌や専門店がありますから、そちらで探してみることをおすすめします。中古の純正パーツもあります。販売店などで問い合わせるか、パーツの専門店で尋ねてみるとよいでしょう。メンテナンスをして安全に気を配り、好みのパーツを取り付け、楽しい中古車ライフを送りましょう。